探偵撲滅とダンガンロンパを比較してみて(ネタバレなし)
どうも、ひとまです。
今回は5/27発売の探偵撲滅をクリアしたので探偵撲滅(以下撲滅)とダンガンロンパ(以下ダンロン)を比較してみようかなと思います。
発売前から似てるなーって思ってた方も多いんじゃないんでしょうか。
できる限りネタバレを避けつつ客観的にまとめてみます。
①ストーリー
ストーリーのあらすじとしては
撲滅…八つ裂き公と呼ばれる凶悪犯を捕まえるための会議に集められた探偵達が洋館の脱出を試みるが、そこにはいろんな思惑が…
ダンロン…正体不明のマスコット、モノクマによって集められた超高校級の高校生達が人を殺さないと脱出できないデスゲームにとらわれて…
ダンロンは最初から仲間内で殺人が起こることが必須ですが、撲滅自体は殺人が起こることが必須ではないです。
そのため、両方とも黒幕の存在は明記されていますが、ダンロンは仲間内での裏切りや疑心暗鬼がメインで、撲滅は結束がメインになるのかなと。(ただし、撲滅にも仲間内を疑う雰囲気はありますし、明確なヒール役のキャラもいます。)
②ゲームシステム
撲滅…シミュレーションパートで探偵たちに指示を出して証拠を推理して、アドベンチャーパートで真実を暴く。
ダンロン…捜査パートで自分で部屋の怪しいところや証言を探して、裁判パートで周りの矛盾をついて真犯人を探す。
撲滅は他探偵に指示を出して制限時間以内に事件の証拠を集めます。このパートはシミュレーションゲーム要素が強く詰将棋やパズルのような感じです。
推理パートでは比較的簡単な3択の選択肢の中から答えを選ぶ感じのアドベンチャーです。基本的に捜査の際に出てきた以上の情報が出るわけではなく探偵ものあるあるの答え合わせです。コナンの眠りの小五郎パートっていえばわかりやすいかも。
ダンロンは捜査パートで自分で部屋の怪しいところや聞き込みをして裁判に備えます。この時制限時間はありません。
裁判パートでは用意した証拠で議論をすることで犯人を見つけ出します。この時、矛盾を突いたりすることで捜査パート内ではわからなかった情報がたくさん出てきます。
③その他
その他細かいところを比較してみると
推理
撲滅…易しめ。操作パートで情報が集まりきるしその情報量も少なく選ぶときは基本3択。いい意味でも悪い意味でも推理はセオリー通りのものが多い。
ダンロン…割と難しめ。そもそも情報が小出しで与えられていくためその都度考える必要がある。たまに推理ものセオリーを完全無視してくる。
ゲームの難易度
撲滅…普通。シミュレーションゲーム慣れてないと最初は戸惑うかも。要素コンプを狙うとひと手間増えます。
ダンロン…低め。捜査パートは情報がそろうまで終わりませんし、裁判パートのミニゲーム自体はそれほど難しくはありません。
まとめ
まとめてみると
探偵撲滅はシミュレーションゲームを追加した舞台が一風変わった推理小説。
ダンガンロンパは主人公の立場になって臨場感あふれる推理をすることが出来る、裏切りあり信頼ありの人間ドラマ。
っていう感じでしょうか。
個人的な作品の感想としては
そろった証拠から推理をしたり、他探偵に指示を出したり探偵感を味わいのであれば探偵撲滅。
人間ドラマが見たい方や臨場感のある推理がしたいのであればダンガンロンパ。
って感じですね。
ダンロンファンの方で探偵撲滅が気になっている方は上の違いを少し意識してプレイされることをお勧めします。ダンロンにかなり近いところもありますが、ダンロンを求めてプレイするとコレジャナイ感を感じてしまうかも。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。